タイランド南部に骨を埋める

ナコーンシータマラートからの発信です。

あわや大惨事!決着。

こんにちは、kazuです。

義理兄が一ヶ月の出家を終え7/23日に還俗したり、ラノーンのカミさんの従兄弟がうちの菩提寺に三ヶ月間の出家をしたりで、ちょっと忙しく日が空いてしまいました。

カオパンサーが近いため出家のラッシュで、近所でも出家式のパーティーが沢山開かれています。出家前夜祭や出家式には何度も行ったことがあるのですが、還俗式を見たのは初めてです。 俗人に戻る日、お堂で忙しい住職の代わりにNo.2がお経を上げて、オレンジの袈裟を脱ぎ、修行を終えて新しい俗人となるため、身に纏う服、靴は全て新しい物を身に付けます。出家式はかなり盛大なイベントですが、還俗式は厳かな雰囲気で私はこっちの方が好きかな。 
兄貴お疲れ様でした!





ということで、先日のパーム畑火災の件です。

『あわや大惨事!』

『あわや大惨事!その後①』

此処でもう一度、被害の状況を整理します。
① うちの隣のパーム畑、よくよく聞いたら8ライで持ち主が二人居ました。(AさんとBさん)
Aさんは、全部で70本燃えてしまい、そのうち酷い状態が26本。
Bさんは、全部で15本ほど燃えてしまい、酷いのが6本。

②米畑の反対側Cさん、全部で8本燃えてしまいましたが状態は不明。

③そしてうちのパーム畑は、全部で3本。恐らく再生可能。

と言うことで、計4軒のお宅が被害に合いました。

オウギ椰子に火を付けた人は、うちの義理母とも仲が良いらしく話し合いの際にコー!(我慢して下さい) と言われ、義理母もうちは少なかった為に了解しうちには賠償無しとなりました。

話を聞いたら、加害者の賠償金予算は全額で30,000Bしか考えていないとの事。(私的には何だそれ!?
) 酷い状態のパーム椰子一本につき、1,000Bしか払えないと。


上記の再生可能か分からないパームが全部で32本。相手の予算から見ると一本1,000Bに満たないです、しかも本来の被害額の1/3程度しか払うつもりがない様。

先日、うちの収穫があり、帰りにカミさんが加害者の家前を通り教えてくれましたが、古い家ではあるがレンガ作りの二階建ての家。昔海老で儲けたらしくそこそこお金は持ってるそうな。家を見た瞬間、なんだよ!うちも3本分貰えば良かったんだよ!と思いましたね。

で、30,000Bを配分する事で、一応は皆我慢して納得したそうです。
先ずはCさん、このお宅は最低でも10,000B以上の金額を提示してくると思ったらしいです。そりゃそうです、私の概算から行っても8本でもそのぐらいにはなる。そして5,000B以下だったら貰う気がなかったらしいです。所謂、今後はお付き合いをしないと言う意味で。

次にBさん、此処はうちから4軒隣の家なのですが、此処も義理母とは親戚。でも此処のお婆ちゃんはかなりお金に煩い感じ。結局6本分の6,000Bを要求しました。

そして残った24,000Bが26本ダメになるかも知れないAさんが貰う結果に。

このAさん、うちの3軒隣の家なのですが、プーヤイバーンの選挙にも何度か出馬した事もある人。本業は海老の水揚げ業をやっており、取り敢えず毎日収入があるのと、今後の事も考えて(あまり主張すると次以降の選挙にも影響する?) 24,000Bで引き下がった見たいです。


さてさて、今回はこの様な結果になりましたが、当然被害者のお宅は皆納得する訳もなく、今後が心配なところではありますね。 タイではチュアイカン(助け合い)、タイ人同士の助け合いは目を見張るものがありますがこう言った金銭が絡むものは助け合いをするのはどうなの?と思いましね。今後、逆の様な事が起きても、Bさんの様な人が多い中、やはり貰った者勝ちの様な気が私はしますけど、、、

日本でも村八分と言う言葉がありますが、火事と葬式だけで普段の付き合いは此方からお断りしたいのが本音です。 今回の被害者宅ではきっとそうなると思いますが(笑)

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